どんぐりやってました

のんびり気楽に~成長した子ども達の記録です

小さい子にプリント10枚やらせて幸せですか?

time 2016/04/04

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中学受験の後

2009-02-03の記事

中学受験終了した友人(娘の同級生Mちゃんの母)と電話で話しました。
幼稚園時代からの友人です。

中学入試を目指す子供達が低学年から塾に通う中、Mちゃんは5年生から塾に通い始めました。

受験塾といえば、夜10時までの長時間授業で、お弁当持って塾で晩ご飯。学校がない日はお弁当を2個持って塾でお昼ごはんと晩ご飯です。
冗談みたいだけど、こんな風です。
朝8時半から夜11時半まで塾。なんて子もいました。

でも、Mちゃんママは、そんなのおかしい。子供が壊れる。
そう思って、「ちゃんと家で晩ご飯を食べる」という方針の塾を探し、Mちゃんはそこに通っていました。

Mちゃんが、真剣に受験勉強を始めたのは6年生の2学期からです。

そんな頃、「ずっとアンチ公文だったけど、うちの子がモタモタ計算してる間に、公文に行ってた子はサッサと計算を済ませて次の問題に行けるの。行かせたら良かったかなって、揺れるわ…。」
なんて言ってたけれど、Mちゃんは無事、名門私立中学に合格しました。
おめでとう~。

計算、結局どうしたの?と聞くと、
「市販の計算ドリルを買ってきて練習したら、スグに公文の子に追いついたわ~。」だって。

「小さい頃から頑張って10枚も20枚もプリントしなくても、大きくなってからちょっとやったら大丈夫やわ♪」

おぉ!心強い言葉!

で、Mちゃんママの用事は「Z会って、どんな感じ?」ってことでした。

Mちゃんは入学後の勉強が楽しみで、今から中学の勉強を始めて行きたいらしい。

低学年からずーっと頑張り続けた子達は、中学受験合格で燃え尽きているというか「これで、やっと終わったー。」なんだけど、Mちゃんは、ここからがスタートだと思っているらしい。

そうだよねーここからスタートだよねー。
3年後に試験はないけれど、6年後の大学進学があるもんね。
それに、その後、社会に出てからが本当の本番だよね。

そんなことを話しました。

これから違う学校に行くけれど、お互い頑張ろうね!

どんぐりじゃないけれど

Mちゃんはどんぐりっ子じゃないけれど、パパ・ママが布製・木製玩具や洋服などを手作りし、TVは少しだけ、TVゲーム類は家にない。たくさん外で遊ぶ。手仕事を楽しみ、お手伝いもする…そんな環境で育っています。

子どもは子どもらしく。そして賢く。まさに天然もののどんぐりさんと言えますね。すごいご両親だと思います。

モンテッソーリ教育に対する造詣が深いママなので、子どもが手に取りやすいかどうか、やりたい時に一人で出来るか、よく考えてリビングの色々な物の配置が決められていました。

穏やか日々、幸せな子ども時代

Mちゃん家ほどの環境設定を誰もが出来るわけではないけれど、いつもニコニコしているママと一緒にクッキー焼いたり、お友達と外を駆けまわって木登りしたり、花や昆虫を観察したり…幸せな子ども時代は一生の宝物だと思います。

Mちゃんママは、子どもの瞳がキラキラしていることを、とても大事にしていました。

小さい頃に反復練習のプリントを10枚20枚やらされていたら、Mちゃんの瞳からキラキラと好奇心で一杯の輝きは消えていたことでしょう。

6年生で本気を出せばスグに追いつく程度のことのために…です。

Mちゃんは今は大学生ですが、優しい眼差しは小さい頃のままで、ステキな理系女子です。モテるだろうな。

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くるる

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悩みながら手探りでやってきた子育てもほぼ終了。のんびりお気楽な母さんです。

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