2019/10/12
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やってる真っ最中にはわからなかったこと
親じゃなくて、子どもの話です。
どんぐりの算数文章題に取り組んでいた小学生時代。
子ども達自身は「習慣だし、解いていて面白いから…」くらいの感じで
特に深く考えることもなく、毎週末に絵を描いて問題を解いていました。
娘は5年生で、息子は6年生の途中で6MXまで終了し、どんぐりは卒業。
中学生になったら宿題マシーンも停止。
我が家のどんぐりは終了したのでした。
教える側になって思ったこと
娘@大学2年、アルバイトで個別指導塾の講師をしています。
完全に思考停止して考えられない生徒が多すぎる。
頭の中にイメージが浮かばない。
「手順を暗記してその通りにする」しか出来ない。
一体、どうしてこうなった???
小学生の時に「どんぐり」をやってたら、こんな事にはならないと思う。
みんな、どんぐりやろうよ!
…と、どんぐりやってる親たちが思ってるのと同じことを言ってます。
もうすぐ20歳。大きくなったもんだ。母さん嬉しいよ。
高校生がどんぐり
息子@高2、同級生に「数学の神」と呼ばれるスゴい子がいるのですが、
一緒に趣味の数学を解いています。
先日、息子がその子に問題を出すことになったそうです。
出すからには難しい問題を出したい。
だが、相手は明らかに格上。
息子が選んだ問題は…
「マッコー君、ザット―君の太平洋競争問題」
高校生相手にどんぐり問題ですか!?
しかも昔、さんざん引っかかった『往復』のマッコーザット―(笑)。
目論見通り、同級生が引っかかったーと、してやったりの息子。
せこい!せこすぎるぞー息子よ。
どんぐりっ子の1年生すげぇー
でも、どこで問題を入手したのか?
ネットで探して、どなたかのどんぐりブログでお子さんの作品を見たそうです。
その時に見つけた、ニョロの公園散歩の問題がすごかったと。
式を立てて解けば何てことはないけれど、小学1年生が1時間ずつ書き出して正解にたどり着いていた。
「すごいよ、本当にすごい。」
高校の同級生が物理や数学で、考える前に「無理!」とあきらめる姿を見ているせいでしょうか、
粘り強く考えぬく小学1年生にいたく感動したようです。
…って、自分もそんな風にして解いてたでしょうが。覚えてないのね。
本人は小1の頃のことなんて記憶にないようですが、考えることが苦にならない(むしろ楽しい)のはどんぐりのおかげです。
自分でも思考が柔軟なのは自覚しているようで、どんぐりやってて良かったと言ってます。
本当に一生モノですよ。(^-^)
コメント
はじめまして。こちらの記事で「どんぐり」に興味を持ったのですが、WEBで検索しても「どんぐり保育園」や色々なサイトが出てきて、何を指しているのかよくわかりませんでした。
どんぐり倶楽部(http://donguriclub.jp/)のことかな?と思ったのですが、合ってますか?
by kei 2017年1月14日 5:03 AM
keiさん、コメントありがとうございます。
「どんぐり」に興味を持っていただいて嬉しいです。
こちらの記事でちょっと触れていますが、「どんぐり倶楽部」で検索すれば色々でてきます。
keiさんが見つけられたページでも間違いではないですが、本家の糸山先生のサイトは別のところにあります。(これがジャングルです。)
他にも現在進行形で「どんぐり」をされている方たちのブログや、教室を開催されている先生方のサイトなどありますので、探してみてくださいね。
「どんぐり倶楽部」で検索です(^-^)v
by kururu 2017年1月14日 8:37 AM
ありがとうございます。
教えていただいたページで見てみます。
by kei 2017年1月15日 12:08 PM