2019/10/12
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速さの公式
2008.10.9の記事
子供が学校から持ち帰った算数プリントを見ながら言いました。
「速さの公式って、いらないよね。」
時速60kmの自動車が2km進むのにかかる時間はどれだけですか?
という問題で、60÷2=30 と式を立てる子がすごく多いそうです。「公式を丸暗記してるから間違うんじゃないかなって、思うねん。」
どうやら、娘は公式を覚えていないらしい…。
じゃあ、どうやって考えてるの?と尋ねると「1時間に60km進むんだから、かかった時間は『道のり』÷60って、その場で考えるよ。公式なんか、いらんやん。」
なるほど…。
きっと、そう考えている時に子供の頭の中には、しっかりと絵図が浮かんでいることでしょう。
さすが、どんぐりっ子ですね。
公式を聞かれたら覚えていないと答える
学校でクラスメートに「〇〇の公式ってなんだっけ?」と聞かれる場面では、「ごめん、覚えてない。」と答えていたうちの子達です。
「うそ?」とか「ケチ!」とか、そんな反応が返ってきますが、本当に覚えていないから仕方ないです。
どんぐりっ子はイメージしてしっかり理解しているので、公式だけ覚えて数字を操作するのとは本質的に違うのです。
定着と称して反復練習する必要もありません。
理解できないことを気持ち悪いと感じるので、分かるまでずっと考え続けることはします。
理解の追いつかない世界が…
高校入試までは、考えて理解できない内容はないので、驚くほど少ない勉強時間でトップクラスの成績を維持できました。
大学入試になると、イメージが追いつかない内容になってきます。
例えば三角関数の積和・和積の公式とか、暗記必須のものも多数です。
ここまで来ると「公式暗記&演習量をこなす」が必要です。
何度も言います。中学生はスパルタで。
高校入試を利用して中学生でガンガン行かないと、大学入試の演習量をこなせません。
「高校は自分が行きたいから行かせてもらう。」「高校入試は勝ちに行く。」
どんぐりっ子はのんびりしてますが、中学生になったらちょっと切り替えて頑張りましょう。